1⃣床暖房ここが違う
床暖房は、クリーンで優しい熱の伝わり方をします。
床暖房から出る遠赤外線の輻射熱が、足元の床から放出され部屋全体を
温めます。エアコンやファンヒーターの場合には、その放熱器から放出された高温の空気が、室内の空気を温めると、比重が軽くなり、上に上昇します。その空気が,冷たくなると逆に重たくなり下がるとゆう、対流とゆう現象がおきます。そのことにより、天井近くに取り付けられたエアコンの場合に、頭の方は、暖かいのに、足元は冷たく感じるのです。また、温風による循環により、空気が乾燥します。ですので湿度調整も考慮が、必要です。
ホットカーペットのような発熱体に直接触れることによって暖を取るよな暖房器具は、高温から低温に、熱が伝わる熱伝導によるものです。長時間発熱体に、接触していると、低温火傷するおそれがあります。
2⃣床暖房いいとこ・わるいとこ
いいところ
①乾燥しにくいので、肌や体によく、気温・湿度に敏感な建具・家具をくるわせず家全体にも優しい暖房器具です。
②ストーブのような燃焼させるものがないので、空気がきれいです。
③床暖房の運転時は、音がなく静かです。設置スペースもとりません。
④足元からの輻射熱と間接的な熱伝導による心地よい温もりが伝わってきます。
⑤温度を一定に たもてるので、寝室に設置すると、寒い日には、快適な睡眠がとれます。
⑥温水床暖房のパイプは、耐用年数が、30年以上あるので、他の暖房器具より長く使えます。
わるいところ
①設置工事に時間がかかります。既存床の後施工もできますが、新築時か、既存床のリフォームをおすすめします。
②床暖房工事の設備費や工事代の初期費用がかかります。
③床暖房が温まるまで、時間がかかります。しかし、朝起きる前にタイマーをかければ、快適に使えます。
④電気式床暖房は、電気の基本使用料や月額が高くなります。しかし部屋の部分的な暖房をするなら、温水式床暖房より設備費用がかかりません。設置面積が広く、節電するなら温水式床暖房がおすすめです。