建築のプロが「採用したい建材・設備メーカーランキング2015」5部門(水廻り設備)でTOTOが1位を獲得!!

日経BP社の建築専門誌「日経アーキテクチュア」が、毎年、建築専門家、読者などを対象に調査する「採用したい建材・設備メーカーランキング」。
その最新結果が2015年11月25日号で発表されました。回答者は、1級建築士の資格保有者が2252人、調査対象は、49製品分野、延べ794社です。
2015年度版の調査で、TOTOは、「採用したい建材・設備メーカー」1位に輝きました。同社が首位にたった製品分野は、前回に引き続き1位を堅守した「システムバス」「トイレ」「水廻りの金物」「手すり」と、2011年以来の首位に返り咲いた「システムキッチン」です。水廻り設備を中心に、5部門で1位を獲得しました。建築のプロが、同社の水にかかわる技術・製品を高く評価していることがわかります。「システムキッチン」は、2年前から3位、2位と確実に評価を上げ、今年の1位獲得に至りました。
同時に調査された「1級建築士が関心を持つ環境配慮型製品」では、「節水型トイレ」が1つ順位を上げ4位になりました。省エネや創エネとともに、「節水」への関心も高まりをみせております。
TOTOが1位に輝いた5部門を改めて見てみると、トイレは全項目で高評価を獲得しており、、主力商品の「ネオレスト」のデザイン、「きれい除菌水」による清潔さ、節水機能など、TOTO独自の技術が高く評価されました。
システムバス、キッチン、手すり、水廻りの金物は、いずれも機能性、耐久性、省エネ性能、サポートの評価が高くなっております。
機能性と、省エネ性能の高評価は、同社のエコ商品が多くの建築空間に取り入れられ、建築の環境性能向上やエコライフの実現に貢献してきた評価とみることもできます。耐久性と、サポートは、独自の厳しい指標で、耐久テストを繰り返す、品質にこだわる開発思想や、定評と信頼感があるサポート体制が多くの支持を集めた証左といえます。

注目したいのは、「システムキッチン」の躍進です。これは、2010年に発表、2014年に一部改良された「CRASSO クラッソ」が広く認知された結果とみることができます。TOTO販売統括本部キッチン洗面商品グループリーダーの陸田浩之氏は次のようにのべております。「CRASSO クラッソ」は、無駄な動作を少なくして、楽な姿勢で、作業の流れをスムーズにする「スイスイ設計」の設計思想が特徴です。当社の強みである水廻りでは、「水ほうき水栓」の評価が高いといえます。「ほうき」状にシャワーが出てくるので、一度に洗える面積が広く大鍋が洗いやすい水栓の角度など、使い勝手のよさが好評です。シンクには、排水口に向け、3°に傾斜した「すべり台シンク」を採用しています。調理や洗い物の間に、野菜くずがスムーズに、排水口に流れていき、結果、お掃除の水の使用量も削減できます。3°は、シンク上ワイングラスがたおれない勾配から導きだされた角度です。
水廻りからよりよい地球環境に貢献するTOTOの取組みと理念は、キッチンの開発思想にも息づいています。前述の「水ほうき水栓」には、同社の節水技術のコアテクノロジーである「エアインシャワー」を搭載、約35%(タッチスイッチは41%)の節水を実現しています。水とお湯との間に、クリック感を与え、お湯の無駄使いを抑えて給湯器からのCO2を減らす「エコシングル」機能も用意されています。陸田氏は、こうした技術と造形による使い勝手の良さとエコ機能の両立が、プロにも評価されたとみています。
同時に美しく暮らす、プロダクトデザインの完成度も高いといえます。
「キッチンがリビングに進出し、家具化が進む中、蹴込収納をなくし、収納量はそのままに収納家具のような一体感のある扉でまとめたデザインも好評です。扉の仕上げや柄の選択肢も広げました。熟練職人が手掛ける「UVマイスター塗装」の扉は、上質な家具の鏡面仕上げの質感を実現しています。TOTOオンリーワンのガラスのような、透明感のある「クリスタルカウンター」もデザイン面で広く評価されています。「ゼロフィルターECO」もノンフィルターと掃除がかんたんな仕様とともに、シンプルなフォルムの人気が高くなっています。
機能性、デザイン性の追求と、地球環境への真摯な姿勢が、システムキッチン部門でも、TOTOを「採用したい建材・設備メーカー」1位に導いたといえるでしょう!!
kurasso